今回は、42歳の女性からこんなご相談が届きました。
「初デートなのに割り勘にされました。彼は私に興味がないのでしょうか?」
今、この内容を聞いて、
「えっ、私もまさに同じことを思ってた」
「この前、同じ経験したばかり…」
と、ドキッとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
初デートでいい感じだったのに、お会計のときに「じゃあ割り勘で」と言われて、
一気に気持ちが冷めてしまった――そんな経験、ありますよね。
「私には魅力がなかったのかな」
「もう次はないってことなのかな」
と、すごく落ち込んでしまいますよね。
その気持ち、本当によくわかります。
ですが今日は、あえて最初に結論をお伝えします。
「初デートで割り勘にされた=魅力なし」と考えること自体が、
皆さんの婚活を致命的に失敗させている、最大の原因なんです。
この動画を最後まで見ていただければ、
なぜ「割り勘で一喜一憂してはいけないのか」、その本当の理由がわかります。
さらに、割り勘をチャンスに変えて、
誠実な男性とのご縁を掴むための具体的な方法も知ることができます。
皆さんが気づかずにやってしまいがちな致命的な失敗を、未然に防ぐことができますので、
ぜひ最後までご覧ください。
「割り勘=ナシ思考」が危険な理由
さて先ほど、「割り勘=ナシ」という思考が婚活失敗の原因だとお伝えしましたが、
これは決して大げさな話ではないんです。
むしろ、この思考の罠にはまっている限り、
皆さんは本質的に誠実で、将来を真剣に考えてくれる素晴らしい男性を、
自らの手で遠ざけ続けることになってしまうんです。
実は、多くの男性が初デートの会計で本当に見ているのは、
「女性にお金を出させるかどうか」ではありません。
彼らが見ているのは、皆さんがどういう態度をとるのか、
つまりその人の人間性や、器の大きさなんですね。
割り勘にされたとき、どうふるまうかで全てが決まる
たとえば――
割り勘にされて、ムッとする女性なのか。
それとも、割り勘でも笑顔で「ありがとう」と感謝を伝えられる女性なのか。
このたった1つの対応の違いで、皆さんの評価は、
天国と地獄ほど変わってしまうんです。
今日はこの、「割り勘対応が婚活に与える決定的な影響」について、
より詳しくお話ししていきたいと思います。
じゃあ、なぜ「割り勘=ナシ」という考え方が、
これほどまでに危険なのか?
その理由を、このあと深掘りしていきます。
割り勘で見える「男性心理の変化」と「婚活の現実」
その理由は、大きく分けて2つあります。
1つは「男性心理の変化」、もう1つは「婚活市場の現実」です。
まずは、男性心理の変化についてお話ししますね。
今の男性は「奢って当然」とは考えていない
一昔前は、「デート代は男性が奢るのが当たり前」という風潮がありましたよね。
でも、時代は大きく変わりました。
特に、今の30代や40代の男性は、男女平等の考え方が自然に根づいている世代です。
彼らにとって「結婚」とは、「女性を養ってあげるもの」ではなく、
「一緒に築いていくもの」なんですね。
だからこそ、初対面の段階で「奢ってもらって当然」という態度の女性を見ると、
「この人は依存的なのかも」
「金銭感覚が合わないかも」
と、一瞬で警戒モードに入ってしまうんです。
真剣な男性ほど、「金銭感覚」や「自立心」を見ている
特に、将来を見据えた真剣な出会いを求めている男性ほどこの傾向は強いです。
彼らは結婚後のリアルな生活をイメージしているので、
経済的な自立や、しっかりとした金銭感覚を持つ女性を求めています。
だからこそ、あえて初デートを割り勘にすることで、
「この人はお金に対してどんな価値観を持っているのか」
「対等なパートナーシップを築ける相手か」
ということを、無意識に試しているという側面もあるんです。
婚活市場の現実は「20代の恋愛」とはまるで別物
次に、婚活市場の現実についてお話しします。
これは、特に今回ご相談くださった42歳の女性のように、
大人の婚活をしている方には絶対に知っておいてほしい事実です。
20代の恋愛と、40代の婚活は、まったく別のスポーツだと思ってください。
20代の頃は、男性も若さや勢いで「いいところを見せたい」と、
つい見栄を張って奢ってくれることもあったかもしれません。
でも、40代の婚活市場では、男女ともにもっと現実的になります。
お互いに「これから何十年も一緒に生きるパートナー」を探しているからです。
そうなると、男性が女性を見る目も、よりシビアになってくるんですね。
- この人はちゃんと働いているのか
- 老後に備えているのか
- 感謝の気持ちを伝えられる人なのか
そんな、生活に直結する部分を、厳しくチェックしているわけです。
そんな状況で、「初デートで割り勘なんてありえない」と、
20代の恋愛感覚を引きずったままでいるとどうなるか?
男性からは、
「世間知らずな女性だな」
「年齢に見合った価値観を持っていないな」
と判断され、一瞬で恋愛対象から外されてしまいます。
これが、大人の婚活のリアルです。
「奢られる=愛されている証」という、
もう古い価値観に囚われていること自体が、
あなた自身の市場価値を下げてしまっているということに、どうか気づいてください。
42歳Aさんの実話|割り勘でご縁を逃した女性の話
先日、ある視聴者の方からご相談が届きました。
仮にその方を「42歳のAさん」としましょう。
Aさんは相談所で、同い年の42歳の男性「Bさん」とマッチングしました。
素敵だったお見合いと、好印象のスタート
まず最初のステップであるお見合いは、相談所のルールでホテルのラウンジなどで行い、
お茶代は男性がご馳走することになっています。
このお見合いで、Bさんはとても紳士的で、会話も盛り上がったそうです。
プロフィールで見るよりも素敵な方で、もちろんお会計もスマートに支払ってくれました。
Aさんは「この人なら」と強い手ごたえを感じ、迷わずプレ交際に進みたいと希望。
BさんからもOKの返事をもらい、いよいよ初デートに進むことになりました。
初デートで起きたすれ違い
プレ交際のデートでは、会計が割り勘か奢りかは2人の自由になります。
この日、AさんとBさんはおしゃれなイタリアンでランチをし、楽しい時間を過ごしました。
「お見合いの時以上に距離が縮まった」と感じ、
Aさんの胸は淡い期待でいっぱいだったそうです。
ですが――問題は、お会計のときに起きました。
Bさんが伝票を持ち、「じゃあここは割り勘でいいですか?」とごく自然に言ったんです。
たった一言で、すべてが崩れた
その瞬間、Aさんの頭は真っ白になったそうです。
「え、割り勘? お見合いのときはあんなにスマートにご馳走してくれたのに…」
さっきまでの楽しかった気持ちは一瞬で消え、
「プレ交際になった途端、私への気持ちが冷めたのかな」
「もう次はないってこと?」
と、絶望感に襲われました。
交際終了、そして明かされたBさんの本音
Aさんはその場ではお金を払いましたが、
表情は硬くなり、口数も減り、帰り道は気まずい沈黙が続きました。
Bさんから「今日はありがとうございました。また連絡しますね」と言われても、
Aさんは「…はい」と、力なく返すのが精一杯でした。
その夜、Aさんは悩んだ末、相談所の担当者を通じてBさんに交際終了の連絡を入れました。
理由は「価値観が合わないから」。
驚きの事実|Bさんが語った「割り勘の本当の理由」
ですが、話はこれで終わりません。
後日、Bさん側の担当者から、驚くべき言葉が返ってきたのです。
「Aさんは本当に素敵な方でしたし、初デートもとても楽しかったです。
だからこそ、次のステップに進みたいと思っていました。
お見合いではルールに従って僕がご馳走しましたが、
プレ交際は結婚生活を見据えたお付き合いです。
見栄を張るより、対等な関係を築けるかどうか、彼女の金銭感覚を確かめたかったんです。
もしAさんが笑顔で『もちろんです』と言ってくれていたら、
僕は彼女との将来を確信していたでしょう。
次は、もっと素敵なお店でご馳走しようと思っていました。
でも、会計の時のAさんの明らかにがっかりした顔を見て、
『この人とは難しいかもしれない』と感じてしまったんです。」
これを聞いて、Aさんは愕然としたそうです。
Bさんの気持ちが冷めたわけでも、ケチだったわけでもなかった。
むしろ――Aさんとの将来を誰よりも真剣に考えていたからこそ、割り勘にした。
それを、Aさんは「お見合いとのギャップ」という自分の感情だけで誤解し、
最高のパートナーになる可能性があった男性を、自分の手で失ってしまったんです。
1つ目お見合いはルールデートは本音と 心えるこれが最も重要なマインドセットの 切り替えです間の男性のご馳想はあお見合いで奢ってくれたのに?プレ交際からが本番です
くれぐれも言っておきますが、お見合いでの「奢り」は、相談所側が決めたルールであり、礼儀です。
これは彼のあなたへの好意のバロメーターなんかではありません。
本当に彼の気持ちが試されるのは、そのルールがなくなった「プレ交際」からなんですよ。
だからこそ、
「お見合いでは奢ってくれたのに……」という比較は、今すぐゴミ箱にポイしてください。
むしろ、ここからが本番。
「彼の本当の価値観が見えるぞ!」と、探偵のような気持ちでデートに臨んでみてください。
この意識改革だけで、会計時に一喜一憂することはなくなります。
解決策① 会計時の「神対応」3ステップ
ここからは、実践編として、会計時にやってほしい3つのステップをお伝えします。
ステップ1:まず最初にお礼を伝える
デートが始まったら、最初にこう伝えましょう。
「先日はお見合いでごちそうさまでした。とても楽しかったです。」
この一言があるだけで、礼儀と感謝を知っている女性として、スタートラインから一歩リードできます。
ステップ2:お会計の場面で財布を出す
そして運命の会計タイム。
ここでは、自分の財布をしっかり取り出してください。
これはもう、自立した大人の女性としての絶対的なマナーです。
ステップ3:割り勘の申し出に「神対応」で返す
ここが最大の勝負どころです。
男性から「じゃあ割り勘でいいですか?」と言われたときの正解は――
「はい、もちろんです!今日は本当に楽しかったので、私にもぜひ払わせてください!」と、
ご馳走になったとき以上の満面の笑顔で即答すること。
ポイントは、「楽しかったから払いたい」というポジティブな理由を添えることです。
「お金を払う」という行為を、楽しい時間を共有できたことへの感謝の表現にすり替えるんです。
この対応が自然にできる女性は、本当に少ないんです。
だからこそ、これさえできれば、男性は心の中でガッツポーズすることでしょう。
「この人となら素敵な家庭を築いていける」
そう本気で考え始めるきっかけになります。
解決策② 割り勘を「絆を深める共同作業」に変える
割り勘になったとき、ただお金を払うだけではもったいない!
例えば、
「ありがとうございます!次は私が美味しいお店を見つけてくるので、ぜひまた行きましょうね」
と、次のデートにつなげるひと言を添える。
さらに上級者向けですが、
「なんだかこうやって一緒にお会計するのって、ちょっと夫婦みたいでドキドキしますね」
と、冗談っぽく言ってみるのも効果的です。
割り勘という行為を「他人行儀な精算」ではなく、
2人の未来を想像させる“共同作業”に転換する。
このポジティブな発想力があれば、ライバルの女性たちを一歩リードできるはずです。
実話|Cさんが実践した「神対応」がプロポーズに繋がった
実は以前、プレシアで成婚された41歳のCさんという女性がいました。
彼女もまさに、プレ交際での割り勘に悩んでいて、
「今月でもう婚活をやめようか……」と、かなり思い詰めていたんです。
担当カウンセラーは、今日みなさんにお伝えしたのとまったく同じアドバイスをしました。
「プレ交際での割り勘は、あなたへの“最終試験”です。
神対応で乗り越えてみましょう。」
Cさんは半信半疑ながらも、カウンセラーの言葉を信じて、次のデートで実践してくれました。
お見合いではとても好印象だった彼とのプレ交際、初デート。
案の定、お会計は「割り勘」になりました。
もし以前のCさんだったら、ここで完全にやる気を失っていたでしょう。
でも彼女は、カウンセラーのアドバイスを思い出し、
練習していた通りの最高の笑顔でこう言いました。
「もちろんです! すごく楽しかったので、ぜひ私にも払わせてください!」
男性の本音「Cさんが初めてだった」
その帰り道、彼がポツリとこう言ったそうです。
「Cさんって本当に素敵な人ですね。
正直、今日ちょっと試すようなことをしてしまって、本当に申し訳なく思っています。
でもCさんが笑顔で応じてくれたとき、
『この人となら本気で将来を考えられる』って、僕は確信しました。」
この言葉を聞いたCさんは、涙が出そうになったそうです。
「自分の小さなプライドや古い価値観が、どれだけ婚活の邪魔をしていたかを痛感した瞬間だった」と。
その後の展開は……
もう言うまでもありません。
彼はCさんに夢中になり、次のデートからは、いつも素敵なお店を予約し、
スマートにご馳走してくれるようになったそうです。
そして、彼がプロポーズのときに言った言葉がこちら。
「ルールで奢る関係じゃなくて、
僕が心からご馳走したい、守りたいと思えたのは、Cさんが初めてだったんだよ。」
最後に|今日からできる婚活改革とは
会計時のたった1つの対応を変えるだけで、結果はここまで変わります。
これは特別なことではなく、誰にでもできることです。
もちろん、あなたにもすぐ取り入れられます。
では最後に、本日のまとめに入りますね。
今日のまとめ
結婚相談所におけるプレ交際での割り勘は、脈なしサインではありません。
むしろ「お見合いというルール」から一歩進んで、
リアルな結婚生活を考え始めた、男性側の“本気度の証”である可能性が高いです。
そして、その本気のサインを、最高の笑顔と感謝で受け止めて、
彼にとって「生涯のパートナー」になるかどうか――
それはすべて、あなたのデートでの対応にかかっています。
婚活は時に、孤独で不安になることもあると思います。
「私のやり方、本当に合ってるのかな?」って、自信をなくす日もありますよね。
でも――あなたは1人じゃありません。
私たちカウンセラーが、いつでもそばにいます。
最も大切なのは「自分に合う相手を知ること」
今日の「割り勘で悩む」以前に、最も大切なのは、
「自分に本当に合う相手を知って、そういう人と出会うこと」です。
これがすべての土台になります。
自分と価値観がまったく合わない相手と何度デートを重ねても、
結局は時間とお金、そして何よりあなたの大切な心のエネルギーを消耗してしまうだけです。