「せっかく結婚相談所に入ったのに、なぜかピンとこない男性ばかり……」
そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?
周りからは「いい環境じゃない」と言われても、実際にやってみると、現実はちょっと違って見えるものです。
私のところにも、「申し込みが来るけど、正直言って会いたいと思えない」というご相談がよく届きます。
今回は、そうしたお悩みを持つ方に向けて、「なぜ理想の相手から申し込みが来ないのか?」そして「その原因をどう乗り越えるか?」について、具体的な事例と一緒にお話ししていきますね。
他の婚活手段に変えたらうまくいく?
結結婚相談所に入ったのに、なぜか来るのは「正直ちょっと無理かも」と思ってしまう男性ばかり。そんな悩みを抱えている女性、実は少なくありません。私の周りでもよく耳にしますし、ネット上でもよく見かける声です。
たとえば、ある相談者さんは33歳の会社員女性。有名大学を卒業し、年収は600万円。アプリでの婚活に限界を感じて、結婚相談所に入会しました。
でも届く申し込みは、会話がかみ合わなかったり、清潔感に欠ける男性ばかりだったそうです。「本当にここで出会えるの?」と不安になる気持ち、私にもよく分かります。
この相談者さんは、「結婚相談所が合わないなら、婚活パーティーや街コンのほうがいいのでは?」と悩んでいました。でも、実はパーティーや街コンは、どちらかというと恋人探し向けなんです。
私も婚活パーティーに参加したことがありますが、軽いノリの男性が多くて、結婚に本気な人はほとんどいませんでした。時間とお金をかけても、なかなか実を結ばなかったのを覚えています。
婚活は「時間の使い方」がいちばん大事
婚活では、時間をどう使うかがすごく大事です。
マッチングアプリや合コンでの出会いは、たとえるなら「徒歩で北海道に行く」ようなもの。途中で疲れて、諦めてしまう人も多いんです。
一方で結婚相談所は「飛行機で北海道へ行く」ような感覚。費用はかかりますが、その分、最短距離で結婚に近づける手段だと思います。
低スペックばかり?それって思い込みかも
「結婚相談所の男性は低スペックばかり」と感じる方もいるかもしれません。でも、それって本当にそうでしょうか?
相談所では、年収や学歴、独身証明などの書類がすべて提出済みです。つまり、プロフィールに嘘はありません。
一方でマッチングアプリは、ほとんどが自己申告。年収や職業も、実際とは違うケースも多いんです。
アプリの男性が魅力的に見えたのは、スペックが本物だったからではなく、見かけ上そう見えていただけなのかもしれません。
30代女性に申し込みが偏る理由
特に34歳前後の女性になると、「申し込みが偏ってる」と感じることが増えます。ハイスペックな男性ほど20代女性を希望する傾向があるため、30代女性には、20代で選ばれなかった男性からの申し込みが集中するんです。
聞こえはよくないかもしれませんが、実はここが「ちょうど釣り合うゾーン」なんです。無理に格上を狙うより、お互いに対等な関係を築ける相手のほうが、長い目で見てうまくいくと私は感じています。
結婚を本気で目指すなら、やっぱり相談所
結婚相談所には、最初から「結婚したい」という意思を持った男性が集まっています。アプリや街コンのように、恋人探しが目的ではありません。
だからこそ、遠回りせず、最短ルートで結婚に近づけるんです。
婚活で迷ったら、方法を見直してみて
もし今、婚活がうまくいかずに悩んでいるなら、「申し込んでくる相手が悪い」と思う前に、自分に合ったステージで婚活しているかを見直してみてください。
相談所にいる男性が「低スペック」だと感じるのは、一部の印象に引っ張られているだけかもしれません。
書類がそろっていて、身元もはっきりしている相手のほうが、実は信頼できる存在なんです。
婚活は、ときに不安になったり焦ったりすることもあると思います。私も何度もそういう時期を経験しました。
でも、自分に合う場所で、自分のペースで続けていけば、きっと素敵な出会いが待っています。焦らず、諦めず、一歩ずつ進んでいきましょう。
なぜお金がなくても芸人は美人と結婚できるのか?
売れる前のお笑い芸人さんが、なぜか綺麗な女性と結婚している。そんな事例、テレビやSNSでよく見かけますよね。私自身、最初は「どうして?」と不思議に思っていました。
でも、よく考えてみると理由はシンプルです。彼らには「人柄」や「将来性」、そして何より「一緒にいて楽しい空気」があるんです。たとえお金がなくても、信頼できて面白くて、そばにいて安心できる人って、やっぱり魅力的なんですよね。
逆に、どんなに学歴や見た目が立派でも、性格がねじれていたら人は離れていきます。結婚って外見や肩書きよりも、やっぱり中身が大事なんだなとつくづく感じます。
なぜ申し込みが「低スペック男性」に偏るのか?
たとえばチャーリーさんのように、「なぜか申し込みが微妙な男性ばかり」と感じている方、実は少なくありません。でもこれって、自分に関心を持ってくれている層=需要がある層という証拠なんです。
婚活も市場のようなもので、需要と供給のバランスが働いています。自分が理想とする男性がいたとしても、その男性がこちらを「会いたい」と思わなければマッチングは成立しません。
どれだけ美味しいコーラでも、風邪で寝込んでる人には売れません。でも、喉がカラカラの人なら、1000円でも売れますよね。婚活も同じで、「誰に選ばれるか」がカギなんです。
自分が一番輝ける層にアプローチしよう
これまで多くの婚活者を見てきて感じるのは、成功している人には共通点があることです。それは、自分が選ばれる場所を理解していること。
この視点を持てている人は、ほとんどが1年以内に成婚しています。逆に、なかなかうまくいかない人は、自分を求めていない層にばかりアプローチしてしまっている印象です。
努力すれば必ず結婚できる。そう信じたい気持ち、私にもよく分かります。でも婚活は勉強やスポーツと違って、気持ちやタイミングも関係してきます。
だからこそ、やみくもに頑張るのではなく、戦略を持って進めることが大切なんです。
条件を整理すれば、婚活はもっとラクになる
ある33歳の公務員の女性からは、「大卒で身長170cm以上の公務員男性を希望しているけど出会えない」というご相談をいただきました。
まず、公務員・大卒・年収500万円弱というスペックは、婚活市場でも十分魅力的です。顔もよく褒められるそうで、自信を持って大丈夫です。
ただ、「相手も公務員がいい」という条件の理由ははっきりしていますか?たとえば、165cmの公務員と175cmの民間勤務の男性、どちらを選びますか?
こういった優先順位を整理することが、婚活ではとても重要です。
譲れない条件は3つだけに絞ってみる
条件を全部満たす人を探していると、出会える確率はどんどん下がります。そこでオススメなのが、「これだけは譲れない条件」を3つに絞ることです。
たとえば、「年齢」「年収」「価値観の一致」など、自分の軸をしっかり決めてください。その条件に合う男性に集中してアプローチすれば、無駄なストレスが減りますし、成功率もグッと上がります。
もしそれでもうまくいかなければ、次は2つの選択肢です。
1つは、自分自身の魅力を高める努力をすること。もう1つは、一部の条件をゆるめて、新しい可能性を広げることです。
婚活パーティーでは目的がズレているかも?
「条件に合う男性がそもそもいない」という声もありますが、それは出会いの場が合っていない可能性があります。
婚活パーティーやマッチングアプリは、基本的に「恋人探し」が目的の場です。一方、結婚相談所は「結婚を前提とした出会い」が目的です。
もし真剣に結婚を考えているなら、恋活向けの場ではなく、結婚に本気な人が集まる相談所に切り替えたほうがいいかもしれません。
結婚できる人の共通点とは?
どんな条件であっても、自分の立ち位置と方向性を見極めている人は、必ず結果を出しています。性格や見た目だけで決まるわけではないんです。
だからこそ、まずは今の活動の場が本当に自分に合っているのか見直してみてください。そして、自分を魅力的だと感じてくれる層に、しっかり届くアプローチをしていきましょう。
婚活は、自分を知ることから始まります。焦らず、戦略的に動いていけば、きっといい出会いにたどりつけるはずです。