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結婚失敗した…30代が後悔する『たった5つのズレ』仲人が教える見抜き方【見落とし厳禁】

皆さん、もし結婚したパートナーが、
「結婚なんてするんじゃなかった」って毎日思っていたら、どう感じますか?

今回は「結婚を後悔している30代の男女が、結婚前に確認せずに後悔したポイント5」というテーマでお話ししていきます。


目次

結婚を焦るあまり、大事なことを見落としていませんか?

今、婚活を頑張っている皆さんの中には、
「早く結婚したい」という気持ちが先行して、相手の大事な部分を見落としてしまっている方が、実は少なくありません。

そして、結婚してから「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースが、本当に多いんです。


結論からお伝えします。

30代の男女が結婚を後悔する最大の理由――
それは、恋愛感情が盛り上がっている時に、生活の根幹に関わる価値観のすり合わせを怠ってしまったこと
ただ、それだけなんです。


最後まで見ていただければ、
皆さんが結婚後に「失敗した…」と頭を抱えるような、致命的な見落としポイントを事前に知ることができます。

そして、それをどう回避するか――具体的な方法も分かるようになります。

幸せな結婚生活を送るために、絶対に知っておくべき内容なので、ぜひ最後までご覧ください。


先ほど、結婚に後悔する最大の原因は「価値観のすり合わせ不足」だとお伝えしました。

これをもう少し深掘りすると、多くの方が後悔しているのは、実は年収・学歴・ルックスといった“スペック”ではないんです。

もちろん、それらも大事な要素です。

でも、結婚生活が破綻するほどの決定的なダメージにはなりにくいんですね。


本当に恐ろしい“5つのズレ”

本当に恐ろしいのは、もっと日常に根ざしたズレ。

具体的には、以下の5つの価値観の違いです。

  • お金
  • 家事
  • 親族
  • 仕事
  • 許せないこと(倫理観やルール)

これらのズレは、恋愛中のドキドキ感の中では「些細なこと」のように思えてしまうんですが、
結婚して生活が始まった瞬間から、じわじわと、でも確実に2人の関係を蝕んでいきます。

好きっていう気持ちだけでは、とても乗り越えられない壁がそこにはある、ということをまず認識してください。


なぜ大事な価値観の確認を怠ってしまうのか?

では、なぜこんなに重要な価値観の確認を、多くの人が怠ってしまうのでしょうか?

それには、いくつかの理由があります。


理由①:恋愛フィルターの存在

婚活で出会った相手のことを好きになると、脳内ではドーパミンやオキシトシンといった「恋愛ホルモン」がドバーッと大量に分泌されます。

これによって“恋愛フィルター”がかかり、相手の欠点が見えにくくなってしまうんですね。

多少の価値観の違いも、「愛があれば乗り越えられる」って楽観的に考えたり、
冷静に考えれば「うん?」って思うようなことでも「まぁいっか」で流してしまう。

でもこの「まぁいっか」が、後々の大きな後悔に繋がってしまうんです。


理由②:聞きにくいという心理的ハードル

特にお金の話や、親の介護の話って、関係性がまだ浅いプレ交際の段階では話しにくいですよね。

「重たいと思われたらどうしよう」
「嫌われるかも」
――そんな不安が先に立って、なかなか切り出せない方が多いんです。

男性側も、家事の分担について突っ込まれると、「え?試されてる?」って身構えてしまって、
つい本音とは違う、耳障りのいいことを言ってしまうケースもあります。

でもこの「嫌われたくない」って気持ちが、お互いの本音を隠してしまって、結果的に不幸な結婚を生んでしまうんです。


理由③:結婚への焦り

特に30代になると、周りの結婚ラッシュ・出産ラッシュを見て、
「自分だけ取り残されてる」と強い焦りを感じやすくなります。

この焦りが、「早くこの人との関係を確定させたい」
「ここで断られたら、もう次はないかも…」という思考に繋がってしまうんです。

「この人しかいない」じゃなくて、
「この人を逃したらマズい」という動機で結婚を進めてしまうと、後で必ず歪みが生まれます。


大事なことを確認せず、結婚してしまう根本原因

これらの心理的な要因が複雑に絡み合って、
本来であれば結婚前に絶対に確認しておくべき「生活の根幹に関わる部分」のチェックが、甘くなってしまうんです。

これこそが、後悔するカップルが後を絶たない根本的な原因なんですね。


後悔エピソード①:お金の価値観のズレ

ここからは、実際に視聴者の方からいただいたご相談や、私の周りで実際に起きた「結婚後の後悔エピソード」を、5つのポイントに分けてお話ししていきます。

「これ、自分にも当てはまるかも…?」と考えながら聞いてみてください。


ケース:30代女性Aさんの例

Aさんは、年収600万円の安定した職業の男性と結婚しました。

交際中はスマートにご馳走してくれるし、プレゼントもくれるしで、お金に困っている様子はまったくなかったそうです。

でも、結婚して家計を一緒にしようという話になったとき――
なんと、彼にリボ払いの残高が200万円以上あることが発覚。

理由を聞くと、「趣味の時計や洋服、後輩に奢る飲み代などで、気づいたら膨らんでた」とのこと。

彼にとっては「これぐらい普通だよ」っていう感覚だったんですね。


感覚の違いが、夫婦関係に大きな影を落とす

一方でAさんは、堅実に貯金をするタイプ。
だから彼の金銭感覚が信じられず、結婚早々、夫婦関係がギクシャクしてしまいました。

Aさんは「交際中に一度でもお金の話を真剣にしていたら…」と、今でも深く後悔していると話していました。


ありがちな他の例

  • お小遣い制度が嫌な夫 vs 家計管理は妻がやるべきという妻
  • 節約の基準が違いすぎて、ストレスが溜まる夫婦

こういったケースも本当に多く、後を絶ちません。


後悔エピソード②:家事・育児の分担に関する甘い認識

「家事は協力するよ」
「手伝えることは何でもやるよ」
――交際中にこう言ってくれる男性、多いですよね。

でも、この「手伝う」という言葉に、実は落とし穴があるんです。


ケース:Bさんの例

Bさんも、彼のその言葉を信じて結婚したひとりです。

でも、いざ結婚生活が始まると…
夫はゴミ出しくらいしかやらない。

料理も掃除も洗濯も、すべてBさんがやっているのに、
夫は「俺、ゴミ出し手伝ってるじゃん?」と、悪びれる様子もない。


「家事=手伝うもの」じゃない

彼の中では、家事はあくまで“妻の仕事”で、
自分はそれを“手伝ってあげている”という認識だったんです。

共働きでBさんも疲れているのに、ソファでスマホをいじっている夫の姿を見るたびに、
「なんで私だけ…」と、怒りがこみ上げてくると話していました。


子どもが生まれると、さらに深刻化

そして、子どもが生まれたら、問題はさらに深刻化します。
育児は24時間365日、休みなしです。

「手伝う」というスタンスのパートナーを持ってしまうと、
どちらか一方に負担が偏り、心身ともに限界を迎えてしまうんです。

後悔エピソード③:親族との付き合い方のギャップ

3つ目は、「親族との付き合い方の問題」です。
これは特に、長男と結婚した女性からよく聞く悩みです。


ケース:Cさんの例

Cさんは、穏やかで優しい彼と結婚を決めました。
彼の両親もいい人たちで、最初は安心していたそうです。

ところが、結婚した途端、義母から
「週末はこっちに顔を出しなさい」
「お盆とお正月は当然帰ってくるわよね?」
――という連絡が頻繁に届くようになりました。

夫に相談しても、
「うちは昔からそうだから。親を大事にするのは当たり前だろ」
と、まったく取り合ってくれなかったそうです。


“家”の古い価値観に押しつぶされる妻

Cさんにも自分の親がいて、もちろん夫婦2人の時間も大切にしたい。

でも夫は、「妻は夫の家に入るもの」という古い価値観を持っていて、Cさんの気持ちをまったく理解してくれなかったんです。

最終的にCさんは、夫の実家との関係に心身ともに疲れ果ててしまいました。

結婚前に、お互いの実家との距離感や、将来的な介護の問題について具体的にすり合わせていなかったことを、心から後悔していたといいます。


後悔エピソード④:キャリアプラン・働き方のズレ

4つ目は、「キャリアプランや働き方についての食い違い」です。

最近は共働きの夫婦が当たり前になりましたが、ここにも落とし穴があります。


ケース:Dさんの例

Dさんは仕事にやりがいを感じており、結婚後もキャリアを積んでいきたいと考えていました。

彼も「仕事を続ける君を応援するよ」と言ってくれていたんですが――
結婚後、彼に転勤の話が持ち上がります。

Dさんは当然、今の仕事を辞めたくなかった。
でも彼は、「夫の転勤についてくるのが普通だろ?」
「俺のキャリアの方が大事だろ?」と、平然と言ったそうです。


“応援する”の裏にあった条件

Dさんはそのとき初めて気づいたんです。
「応援する」という言葉の裏には、
“俺のキャリアの邪魔にならない範囲でね”
という条件が隠れていたことに。


逆のケースもある

逆に、専業主婦を希望していた女性が、
実際に結婚してみたら夫の収入が思ったより少なく、
働かざるを得なくなる――というケースもあります。

お互いの仕事に対する考え方や、将来のライフプランについて、具体的に話し合っておかないと、
どちらか一方の“自己犠牲”の上にしか成り立たない関係になってしまうんです。


後悔エピソード⑤:地味にキツい“生理的に無理”のズレ

そして5つ目が、「地味にキツい、生理的に許せないラインのズレ」です。


衛生観念の違いがストレスに

例えば、衛生観念。

  • お風呂に毎日入らない
  • 使った食器を何日も放置する
  • 部屋がゴミ屋敷のようでも平気

――こういったことは、一緒に暮らすうえで、相当なストレスになります。

ある男性は綺麗好きだったんですが、奥さんが全く掃除をしない人で、家の汚さに耐えられなくなり、離婚を考え始めたそうです。


異性との距離感の違いも危険

また、異性の友人との距離感も、大きな問題になりがちです。

  • 2人きりで食事に行くのはOKかNGか
  • 元カレ・元カノと連絡を取り続けるのはありか、なしか

こうした価値観がズレていると、日々の不安や嫉妬で、心が休まりません。

恋愛中は
「ちょっとだらしないけど可愛いな」
「友達が多い人なんだな」
で済んでいても――

結婚して、毎日顔を合わせる生活になると、
その“ちょっとした違和感”が、許せないレベルのストレスに変わっていきます。


好きだけじゃダメ。確認すべき5つの価値観

いかがでしたでしょうか?

これらはすべて、結婚前に確認できることばかりなんです。

「好き」っていう気持ちだけで突っ走ることの危うさを、少しでも感じていただけたでしょうか?


まとめ:価値観のズレが招く「こんなはずじゃなかった」

ここまで、「結婚に後悔しがちな5つのポイント」について、具体的なエピソードを交えてお話ししてきました。

  • お金
  • 家事
  • 親族
  • 仕事
  • 生理的なライン

この5つの価値観のズレを放置したまま結婚してしまうと、
待っているのは「こんなはずじゃなかった…」という後悔と、終わりのない言い争いの日々かもしれません。


でも、大丈夫です

せっかく勇気を出して婚活して、素敵だなと思える人に出会えたのに――
その後の人生が辛いものになってしまうなんて、もう本当に怖いですよね。

考えただけでも、不安になってしまうかもしれません。

でも、大丈夫です。

今この動画を見て、「やばい、全然確認してなかった!」って焦った方こそラッキーなんです。


誰でもすぐ使える!デリケートな価値観を確認する方法

じゃあ具体的にどうすれば、相手に悪い印象を与えずに、
これらのデリケートな価値観を確認できるのか?

明日から誰でも使える、実践的な方法を4つお話ししていきます。

相手の本音を引き出す!価値観の確認に使える4つの方法

1つ目:イフ(もしも)トークで未来の話をしてみる

これは、家庭の話として質問することで、相手の警戒心を解きながら本音を引き出すテクニックです。

たとえばお金の話なら、
「もし私たちが財布を一緒にするとしたら、小遣い制がいい? それともお互い自由に管理する?」
と、“あくまで仮の話”として聞いてみる。

家事の話なら、
「もし一緒に住んだら、掃除の分担ってどうしたい?」
と、未来の楽しい生活を想像させるように切り出すのがポイントです。

「あなたはどう考えてるの?」と問い詰めるのではなく、
「もし〜だったらどうする?」と柔らかく聞くことで、相手もプレッシャーを感じずに自分の考えを話しやすくなります。


2つ目:第3者の話をクッションにする

これは、自分の意見としてではなく、友人や世間話として切り出すことで、デリケートな話題に自然に触れるテクニックです。

たとえば親族との付き合い方について聞きたいときは、
「最近、友達が義実家との付き合い方で悩んでて…。○○さんのご実家って、ご両親とのイベントとか多い方?」
と聞いてみる。

働き方についてなら、
「最近って共働きが普通だけど、子どもができたらどうするかって結構悩むよね。昨日同僚とそんな話してて…」
というふうに、一般論から入るのがコツです。

こうすることで、「あなたを査定してます」という雰囲気を出さずに、相手の家族観や仕事観を自然な会話の中で探ることができます。


3つ目:自分の価値観を先に自己開示する

人は、相手が心を開いてくれると、自分も心を開きやすくなるという性質があります。これをうまく活用しましょう。

たとえば衛生観念についてなら、
「私、けっこう大雑把なところがあって、掃除とか週末にまとめてババッとやっちゃうタイプなんだよね。○○さんは豆な方?」
と、まず自分のことを話す。

お金の話なら、
「私、将来のためにちゃんと貯金したいタイプなんだけど、ついつい趣味にお金使っちゃう時もあるんだよね」
といった感じです。

こうして自分の弱みや考えを先に話すことで、相手も「実は俺も…」と本音を話しやすくなります。

これは、お互いの信頼関係を深める上でも非常に効果的な方法です。


4つ目:小さな共同作業を試してみる

そして4つ目。これが最も確実です。

デートでぜひ試してほしいのが、「小さな共同作業」をしてみること。

たとえば――

  • 旅行の計画を一緒に立てる
  • スーパーで一緒に買い物をして料理を作る

など。

旅行の計画では、お金の使い方や時間の使い方がよく見えます。
「宿は節約して、そのぶん食事は豪華にする」タイプなのか、
「予定をきっちり決める」タイプか、「行き当たりばったり」派か――
そうした価値観が、自然と浮き彫りになってくるんです。

また、一緒に料理をすれば、段取りの仕方や片付けへの意識など、家事に対するスタンスが手に取るようにわかります。

口では「何でもやるよ」って言うのは簡単です。でも実際の行動を見れば、その言葉が本物かどうか一目瞭然。

100の言葉より、1の行動。
ぜひ、デート中に試してみてください。


成功事例:Eさんのエピソード

以前、プレシアに相談に来られた30代半ばの女性・Eさんのお話をさせてください。

彼女は過去の恋愛で、相手に嫌われるのが怖くて、いつも自分の意見を言えず我慢してしまうタイプでした。

婚活で出会った男性と交際が進んでも、お金の話や将来の話を切り出す勇気が持てずにいたんです。

「こんなこと聞いたら、彼に嫌われてしまうんじゃないか…」
そんな不安で、夜も眠れないほどだったそうです。

そこで私は、先ほどお話しした“イフトーク”と“自己開示”の方法をアドバイスしました。


Eさんがとった行動

Eさんは、勇気を振り絞ってある日のデートでこう切り出したそうです。

「私、将来のことを考えると少し不安になることがあって…。
もしもね、私たちに子どもが生まれたら、○○くんは育児とか積極的に関わってくれるタイプかな?
私ひとりだと、正直ちょっと自信がなくて…」

自分の弱さを先に打ち明けたうえで、未来の家庭の話として彼に聞いてみたんですね。

すると彼は、驚くことも引くこともなく、真剣な顔でこう答えてくれたそうです。

「もちろん。二人で育てるのが当たり前だと思ってるよ。
俺の親父が亭主関白で、母親がすごく苦労してるのを見てきたから、絶対に自分はそうなりたくないんだ。
Eさんが不安に思ってることを話してくれて、むしろ嬉しいよ」

この一言で、Eさんの心にあった大きな不安は一瞬で消えたと言います。


勇気を出すことで関係が深まる

「聞きにくいこと」を勇気を出して話したことで、2人の関係は気まずくなるどころか、むしろ深まったんです。

その後2人は、結婚に向けて具体的な話をスムーズに進め、最終的にご成婚に至ったという報告をいただきました。


本日のまとめ

さて、本日は「30代の男女が結婚前に確認せず後悔したポイント」というテーマでお話ししました。

重要なポイントを振り返ると――


■結婚前に確認すべきこと

  1. 結婚の後悔の多くは、お金・家事・親族・仕事・生理的なラインという5つの価値観のズレから生まれる。
  2. 「好き」という気持ちや、「嫌われたくない」という不安が、大事な確認を避けてしまう原因になっている。
  3. 相手に悪印象を与えず価値観を確認するには、イフトーク・第3者の話・自己開示・共同作業が有効である。

結婚はゴールじゃなくて、あくまで「2人の生活のスタート」です。
だからこそ、そのスタートラインに立つ前に、お互いがどんな結婚観を持っているのかをしっかり確認し合う作業が絶対に必要なんです。

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