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【実話】成婚退会で彼は豹変した…!幸せな結婚の落とし穴と、相手の本性を見抜く方法

今回は、胸が苦しくなるようなご相談を紹介します。
テーマは、結婚相談所を成婚退会した直後に破局してしまったケースです。

お付き合いが順調に見えても、
「本当にこの人で大丈夫なのかな」と
どこかで不安を感じる方もいらっしゃると思います。

あるいは、すでにプロポーズされて幸せの絶頂にいても、
なぜか気になる違和感を抱えている方もいるかもしれません。

今回は、そうした最悪の展開を避けるための
重要なヒントをお伝えしていきます。

目次

相談内容:34歳女性・みちるさんの体験

みちるさんは1年間の婚活の末、
ようやく理想の相手と出会い、結婚相談所を成婚退会しました。

お相手の男性は、とても優しくて、話を丁寧に聞いてくれたそうです。
記念日にはレストランを予約してくれるなど、
本当に完璧に見える人だったといいます。

プロポーズの言葉も感動的で、
その場で涙を流して「はい」と即答したとのこと。
両親や友人も喜んでくれて、幸せの絶頂だったそうです。

ところが、退会の3日後に事態が一変します。

新居について話そうと連絡したら、
彼からの返事は「疲れてるから後で」だけ。

翌日会って話すと、態度はまるで別人。
みちるさんの意見を否定し、
見下すような言葉を投げかけてきたそうです。

「君の年収じゃこのエリアは無理」
「家事は全部君がやるのが当然」
「だから君はダメなんだ」

最終的には、「結婚はなかったことにしてほしい」と
一方的に別れを告げられました。

成婚直後に豹変する男性の心理

あれほど優しかった彼が、なぜ急に変わったのか。
みちるさんは信じていたものを一瞬で失い、
今も婚活を再開する気力が湧かないそうです。

この話を聞いて、「なんてひどい男なんだ」と
怒りを感じた方も多いと思います。

そして同時に、
「自分の相手も、こんなふうに変わるのでは」と
不安になった方もいるのではないでしょうか。

でも、大丈夫です。
今回の出来事には明確な原因があります。
それを理解することで、次に同じような失敗を防ぐことができます。

成婚退会後に試される「覚悟」

実は、成婚退会をきっかけに、
男性の態度が変わるケースは決して珍しくありません。

すべての男性がそうとは限りませんが、
退会後に本音を出す人は一定数います。

理由は大きく分けて2つあります。

ひとつは、男性が最後に「この人と本当にやっていけるか」を
自分なりに試している場合。

もうひとつは、相談所という仕組みの中では
無理をしていたけれど、自由になったことで
本音が出てしまうというケースです。

もちろん、彼のように人を傷つける言動は許されません。
でも、こうした変化は誰にでも起こり得る現実なんです。

自分の目を信じすぎないことも大事

みちるさんのように、誰もが信じたくなるほど素敵な人でも、
退会を境に本性が見えることがあります。

プロポーズやデートの演出が丁寧だったとしても、
それだけで安心しきってはいけません。

たとえば、普段のやり取りで相手が
不機嫌なときどう対応してくるか、
こちらの意見に耳を傾けているかなど、
小さな違和感を見逃さないことが大切です。

結婚相談所は“ルールに守られた空間”

まず、私自身が感じているのは、結婚相談所って「ルールで守られた特別な場所」だということです。
男性側には誠実さや紳士的な振る舞いが求められています。

お見合いではお茶代を払うのが当たり前、
デートでは女性をリードしながらエスコートして、丁寧に接すること。
こうした対応こそが“成婚するための正解”だと、多くの男性も理解しています。

特にプライドが高くて、社会的な評価を大切にしている男性ほど、
こういった“理想の男像”を完璧に演じようとします。
なぜなら、それが一番効率的に理想の相手と成婚できる方法だからです。

成婚退会は「演技の終了サイン」

このとき、結婚相談所は男性にとって「プレゼンの場」なんです。
自分をアピールするために、多少の価値観の違いや不満は飲み込んで、
理想の彼氏像を演じ続ける。

でも、成婚退会のタイミングで、その役割は終わりを迎えます。
それまで着ていた「理想の男」の仮面を外して、
本当の自分に戻れる“解放の瞬間”がやってくるんです。

ミチルさんの彼が豹変した理由

相談者のミチルさんが経験したのは、まさにこのギャップでした。
彼は結婚相談所の中では完璧な男性だったけれど、
成婚退会後にまるで別人のように豹変したんです。

その裏には、「婚活中の自分」と「夫としての自分」を完全に分けて考えていた彼の姿がありました。

婚活中は選ばれるために優しくする。
でも成婚後は、大黒柱としてふるまいたい。
その切り替えによって、態度が急変してしまう男性も、実は少なくないんです。

女性が見落としやすい落とし穴とは?

特に30代以降の女性が陥りやすいのが、「成婚しなきゃ」という焦りです。
年齢や周囲のプレッシャーから、
「早く婚活を終えたい」という気持ちが強くなりがちです。

そうなると、相手の表面的な魅力ばかりに目がいってしまいます。
学歴や年収、スマートな振る舞い。
減点方式で見ても欠点がないからといって、安心してしまうんです。

でも、本当は交際中に感じた小さな違和感こそが、
相手の本性を見抜くための重要なヒントなんです。

恋の惚れ薬・ドーパミンが盲目にする

恋愛初期に分泌されるドーパミンという脳内物質には、
相手の欠点すら魅力的に見せてしまう効果があります。
いわば“天然の惚れ薬”です。

ミチルさんも、交際中はこのドーパミンの影響で、
彼の優しさや気遣いに包まれていたと思います。

でも、成婚退会という“目標”を達成したとたん、
ドーパミンの効果が薄れて冷静になってくる。

そうすると、それまで見ないようにしていた違和感が一気に現実味を帯びてくるんです。

支配欲に気づけなかった理由

ミチルさんの彼は、最初からすべてを自分主導で進めていました。
デートのプランもお店の選択も、ほぼすべて彼が決めていたそうです。

ミチルさんが一度だけ「私の好きなカフェに行きたい」と言ったときも、
彼はさりげなく提案をすり替えて、自分が選んだお店に誘導しました。

当時のミチルさんは「なんて気が利く人なの」と思ったそうですが、
今にして思えば、それは彼の“支配欲”だったのかもしれません。

本性が見えた瞬間のエピソード

もう一つの決定的なサインは、ドライブ中の出来事でした。
ナビの指示を1本間違えただけで、彼は「使えねえな」と低い声で吐き捨てたそうです。

すぐに「ナビに言ったんだよ」とごまかしたそうですが、
あれが本性の片鱗だったのは間違いないと、後から気づいたそうです。

成婚退会後、本性は一気にあらわになる

その後、彼の言動はエスカレートしました。

「家事は全部君がやるんだよね」
「君の年収じゃ無理でしょ?」

こうした発言は突然出たのではなく、
デート中の主導権の握り方や、ドライブ中の態度など、
小さな兆候が積み重なった結果だったんです。

相手の本質を見抜く4つのアクション

では、こうした失敗を避けるにはどうしたらいいのか。
すぐに実践できる4つのアクションをご紹介します。

1. 小さなストレス状況を体験してみる

並ばないと入れないお店に行く、
紙の地図で目的地を探すなど、少し不便な状況を作ってみましょう。

そのときの彼の反応に、本当の姿が見えます。

2. 第三者への態度をよく観察する

店員さんやタクシーの運転手など、
利害関係のない人にどう接しているかをチェックしましょう。

丁寧な言葉遣いや感謝が自然に出てくるかどうか、そこが本音です。

3. お金と家族の話を避けない

真剣交際に入ったら、お金や家族の価値観をしっかり確認しておきましょう。

もし彼がこの話題を避けようとしたり、不機嫌になったりしたら、
それは注意すべきサインです。

4. あえて「ノー」が言いやすい質問をする

「私に直してほしいところある?」
「今日のプラン、無理してない?」

こういった質問に対して、誠実に本音を伝えてくれる人こそ、
信頼できるパートナーです。に好転した、ある女性のお話をさせてください。


勇気を出して交際終了を選んだ女性の話

36歳のトコさんは、以前まで相手に遠慮して、
自分の意見を言えずに合わせてしまうタイプでした。
でもあるとき、真剣交際に進んだ男性との関係で、
彼女は自分を守るために「勇気ある撤退」を選びました。

その男性は一見すると穏やかで、誰が見ても優しそうな人でした。
でも、トコさんは交際中に小さな違和感を感じていたそうです。

彼女は思い切って、「家族との関係」について話を切り出しました。
これは以前紹介した「本質を見抜く行動」のひとつです。

ある日のデートで、トコさんはこう聞いてみたんです。
「もし結婚したら、お互いの家族とはどう関わる?」

すると彼は、冗談でも照れ隠しでもなく、
真顔で「毎週うちの実家に来るのが当たり前」と言いました。
「僕は長男だから、嫁にはそうしてもらわないと」と。

その言葉を聞いた瞬間、トコさんは頭が真っ白になったそうです。
穏やかな言葉の裏にある古い価値観に、ゾッとしたんです。

彼女はそのあと、何度も冷静に話し合いをしました。
「夫婦としてどう関係を築きたいか」を丁寧に伝えました。

でも、彼の考えは一切変わりませんでした。
それは「妻」ではなく「嫁」として扱われる未来が見えた瞬間でした。

プロポーズをされる前、トコさんは自ら交際を終了しました。
とても悩み、落ち込んだ時期もあったそうです。

でも今、彼女はこう振り返っています。
「あのまま結婚してたら、心が壊れてたかもしれません。
結婚する前に気づけて、本当に救われました」と。

その後、トコさんは自分の価値観を大切にしながら、
きちんと向き合える新しいパートナーと出会いました。

お互いの意見を尊重し、何でも話せる関係です。
今では笑顔の多い、自然体のパートナーシップを築いています。

婚活では「続ける勇気」も大切ですが、
「やめる勇気」こそが、幸せに近づく一歩になることもあるんです。

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