婚活って、誰かに相談するのも勇気がいりますよね。
私も最初は不安だらけで、元カレのことを引きずったまま、なかなか前に進めずにいました。
この記事では、恋の比較で落ち込み、自信をなくした婚活した人が、どうやって行動を変え、スピード婚を叶えたのか。そのリアルな婚活体験をお話しします。
「婚活に疲れた」「もう無理かも」そんな気持ちを抱えている方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください。あなたの一歩を後押しできたら嬉しいです。
二人文紹介していきます。
一人目 婚活を始めたきっかけと心の揺れ
私が婚活を始めたのは28歳のときでした。
仕事は人事系の事務で、活動エリアは千葉周辺。
1年4か月後、29歳で成婚することができました。
ただ、活動の初期は元彼のことが忘れられず、
心がなかなか前に進みませんでした。
価値観の違いで別れたのに、穏やかなお別れだったせいか、
似た人を無意識に探してしまっていたんです。
そんなある日、「もう違うタイプに目を向けよう」と決意。
そこからようやく、自分の意思で婚活を始められた気がします。
アプリと結婚相談所の大きな違い
マッチングアプリで出会った方と、
長くお付き合いしたこともありました。
でも、結婚の話が出たのは最後の数か月だけ。
そこから私は「最初から結婚を前提にした出会いがいい」と思い、
結婚相談所に登録しました。
相談所は、出会った時点で結婚の意思があるため、
話がスムーズに進みやすかったです。
時間を無駄にしないという意味でも、
私にはとても合っていました。
お見合い100件で得た気づき
婚活中は約100件のお見合いを経験しました。
仮交際に進んだのは20人ほどです。
最初は元彼に似たタイプを選びがちで、
なかなか相性が合わず、件数が増えてしまいました。
でもある時、「これまでと違うタイプの人に会おう」と方針を変更。
すると不思議と、出会いの質が変わっていったんです。
自分の価値観を見直すきっかけにもなりました。
彼との出会いと第一印象
今の夫との出会いは、私からの申し込みでした。
新規会員として表示された彼の写真を見て、
直感で「この人、素敵だな」と思ったんです。
プロフィールには、
「何を得たいかより、何を与えられるかを考える」
と書かれていて、とても心に残りました。
実際にお会いした時も、想像以上に丁寧な方で、
初めてのお見合いだった彼は、緊張しながらも誠実さが伝わってきました。
詰め込みすぎて体調を崩した話
婚活後半はとにかく予定が詰まっていて、
土日に6件もお見合いを入れたこともありました。
緊張からカフェインを摂りすぎてしまい、
胃を壊してしまったこともあります。
平日はうどんと胃薬で過ごす日々に。
このとき実感したのは、婚活は体力勝負だということ。
体調管理も含めて、婚活の一部なんだと思いました。
心に残ったデートの思い出
3回目のデートでは、彼の提案で浅草の盆踊り大会へ。
2人で浴衣を着て参加したんです。
私は地元の盆踊りに出ていたこともあったので、
「まさか婚活相手と踊れるなんて」と感動しました。
その後は、横浜の居酒屋でカウンターに並び、
そろそろ真剣交際について考える話に。
肩ひじ張らず、自然に話せる雰囲気でした。
真剣交際を決めた理由
実は彼以外にも、真剣交際を申し込んでくださった方がいました。
でも、話していく中でどうしても価値観のズレを感じてしまって…。
たとえばある方は、「家族を大切にする=稼ぐこと」と考えていました。
一方で私は、「一緒にいる時間を大事にしたい」と思うタイプ。
方向性が合わないと感じて、お断りしました。
今の彼は、住まいや家族との過ごし方についても、
「一緒に考えていこう」と言ってくれました。
その姿勢が、私にはとても心強く感じられました。
積極的に動くことの大切さ
彼のプロフィールを見たとき、
「この人は人気が出るかも」と直感しました。
だからこそ、1回目のデートで次の予定を提案。
3回目まで一気に日程を決めました。
「積極的すぎたら引かれるかも」と不安もありましたが、
彼は「嬉しかった」と言ってくれました。
婚活では、待つだけではなく、自分から動くことも大事なんです。
最後に伝えたいこと
最終的に彼は、ディズニーのミラコスタでプロポーズしてくれました。
あのときの景色は、今でも忘れられません。
婚活中は、正直つらい時期もたくさんありました。
でも、100件のお見合いを通して、学んだことがたくさんあります。
自分に合う人に出会うには、やっぱり行動することが一番。
今婚活中の方へ。焦らず、自分の気持ちに素直になってください。
そして、一歩ずつでもいいので、自分から動いてみてください。
きっと、あなただけの幸せな出会いが待っていると思います。
二人目 恋の比較に苦しんだ日々
以前付き合っていた彼が、まさに理想のタイプでした。
会話も楽しくて、見た目も私の好みにぴったり。
一緒にいると時間が一瞬で過ぎました。
そんな彼と別れてから、約1年は引きずっていました。
他にもいいなと思う人はいたんですが、
人気がありすぎて「私なんて無理」と落ち込んでいました。
正直、自分はそれなりにモテると思っていたので、
そのギャップに自己肯定感がガクッと下がってしまいました。
積極的になれず、後悔が残る恋
当時、気になる人が現れても自信がなく、
自分からは動けずチャンスを逃してばかり。
あとで「あの時もう一歩踏み出せていたら」と、
何度も後悔しました。
忘れられない元カレと向き合えず、
新しい恋もうまくいかない毎日。
このまま一生ひとりかも…と不安に押しつぶされそうでした。
気づきのきっかけはまさかの宝くじ
婚活を始めて1年、心が折れそうになった時、
ふと「元カレを忘れていないからじゃなく、
うまくいかない現実に落ち込んでるんだ」と気づいたんです。
その瞬間、ようやく前を向けた気がしました。
ちょうどその頃、思い切って宝くじを3,000円分購入。
なんと、忘れた頃に1万円が当たっていました。
「買わなきゃ当たらないんだ」と心から実感しました。
婚活も一緒。考えるだけでは前に進まないんですよね。
行動して3ヶ月でスピード婚へ
そこからは、とにかく行動するようにしました。
気になる人には自分から声をかけて、
出会いのチャンスを逃さないよう意識しました。
その結果、今の夫と出会い、
わずか3ヶ月で結婚に至りました。
自分でも驚くほどのスピードでしたが、
きっかけは全部「動いたから」だと思います。
婚活が変えてくれた私
婚活を通して、いちばん変われたのは「比較癖」です。
以前は誰かと比べて落ち込むことばかりでしたが、
今は「過去の自分」と比べるようになりました。
アドバイザーの山崎先生に、
「人と比べるより、自分の成長に目を向けて」と言われ、
その言葉にすごく救われました。
たしかに、昔は申し込みすら躊躇していた私が、
今では自分から積極的に動けるように。
この変化が、大きな自信につながりました。
言葉よりも行動を見るようになった
夫と出会った初期、LINEの返事が遅れたことがありました。
「楽しみにしてます」と送ったのに、
別の話題で返ってきて、少し不安になりました。
でも後から見たら、深夜2時に丁寧に返事をくれていて…。
山崎先生の「言葉より行動を見てごらん」という助言通り、
彼のやさしさに気づくことができました。
人の言葉より、行動に目を向ける大切さを学びました。
元カレを乗り越えるために
正直、元カレのことを完全に忘れるのは難しいです。
でも、忘れられなくても新しい人と出会っていく中で、
自然と心が前に進むこともあります。
何人か会っているうちに「あれ、いいかも」と思える瞬間が来る。
そのときは迷わず、勇気を出して一歩踏み出してみてください。
婚活でうまくいく人は、やっぱり行動している人です。
プロポーズの裏話と夫のやさしさ
今の夫からのプロポーズには、小さなサプライズがありました。
以前、ふと「ピアス欲しい」と口にしたのを覚えてくれていて、
こっそり用意してくれていたんです。
その後、プロポーズはディズニーのホテルで、
花束と指輪、手紙付きの完璧な演出でした。
聞けば、プランナーさんと何度もやり取りしてくれたそうです。
あの時の気持ちは、今でも忘れられません。
結婚相談所に入って良かったこと
婚活では、結婚相談所を利用していました。
一番の良さは、最初から「結婚を前提」に話ができること。
恋愛のように「結婚の話が切り出せない」ことがなく、
早い段階で価値観のすり合わせができます。
もちろん費用はかかりますが、
その分「結婚への本気度」を確認できました。
私にとっては、覚悟を決めるための大事な投資でした。
同じ目標を持つ仲間との出会い
結婚相談所での活動中、他の女性会員との交流もありました。
オンライン女子会やご飯会で励まし合えたのは、
とても心強かったです。
「成婚した先輩の話が励みになった」と感じた場面も多く、
1人ではない安心感がありました。
ただし、相談所に入れば自動的に結婚できるわけではありません。
やっぱり、自分から積極的に動くことが大切です。
婚活中のあなたへ伝えたいこと
婚活って、終わりが見えないときもありますよね。
自分で「やめよう」と思えばいつでもやめられる分、
気持ちが折れそうになることもたくさんありました。
でも、あの時あきらめずに行動し続けたからこそ、
私は今、幸せな結婚生活を送れています。
今悩んでいるあなたにも、心から伝えたいです。
焦らなくて大丈夫。あきらめずに、動き続けてください。
きっと、あなたにも素敵な出会いが待っています。
そして、夫へ。私を選んでくれてありがとう。
これから始まる新婚生活、忙しくなると思うけれど、
あなたとなら、どんな日々も楽しく乗り越えていける気がします。
これからも、たくさんの景色を一緒に見に行こうね。